暦年課税のメリットとは - 知ってる?暦年課税と相続時精算課税

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暦年課税のメリットとは

贈与税の基本方式となる暦年課税について、メリットはなんでしょうか?
そのメリットは3つあります。

1つ目のメリットは、利用にあたって特別な手続きが必要ないことです。
このような税金関係の制度は、利用前に税務署へ届け出が必要なものも多いですが、暦年課税は違います。
これは贈与税の基本的な計算方式ですから、何も手続きをしなくてもこの方式で贈与税の計算ができます。
それが贈与税の対象となる、財産の贈与となる限り、この方式で計算しておけば間違いはありません。
その計算方式が税務署で認められず、あとで修正の必要が出にくいのが、この方式のメリットです。

2つ目のメリットは、計算方法が簡単なことです。
暦年課税の計算式は非常に単純で、個人でも簡単に計算できます。
これら税務は原則自分で行う必要があり、正しく計算した上で間違いのない税額を申告し、納税する必要があります。
これはどんなに複雑な計算式を持つ税金でも例外はなく、個人での計算が難しいなら税理士への手続き代行を自分で依頼しないといけません。
そのような手間がかかりにくいのが、この暦年課税です。
年間に受けた贈与金額から110万円を引き、所定の税率を掛けるだけですから、個人でも非常に簡単に計算できます。
税理士への手続き代行の費用があまりかかりません。
これも大きなメリットですね。

3つ目のメリットは、贈与にあたっての計画性が必要ないことです。
暦年課税の基礎控除110万円は、毎年個人に適用されます。
これまでに受けた贈与の金額などは一切関係ありません。
去年に110万円ちょうどの贈与を受けても、年が明ければまた同じ基礎控除枠が復活します。
ですから、無理に計画的な贈与をする必要はありません。
節税したいときは、毎年の贈与額が110万円を超えないように注意するだけでOKです。
贈与する年があってもいいですし、なくても構いません。
贈与税の節税のために、それほど計画性を必要としないんですね。

このように暦年課税には3つのメリットがあります。